しばらくお休みしていましたが、当ブログを再開します。

麻布俳句教室9月例会(9月7日 @新橋の港区生涯学習センター)を、
ご指導いただいている今井肖子先生(日本伝統俳句協会 理事)とメンバー7名で
開催しました。

事前にいただいた兼題は「残暑」と「鳳仙花」。そしてその場で先生より席題「颱風」「花火」「鰯雲」の3つが発表され、兼題と合わせ計7句を時間内に提出するという今回の句会です。

句会会場である旧「櫻田小学校」の教室の窓の外にはゴーヤの葉が初秋の光に輝いています。
ゴーヤ

皆、無言で席題に取り組むわけですが、この静かで鉛筆の音だけが室内に聞こえてくるひとときがなんとも言えず好きです。

さて、各自出句のあと、清記、選句、披講となります。私の句から一句ご紹介させていただきます。
騎馬隊のごとく曲りて野分過ぐ 鉄馬 
――ですが、先生より「『野分』は『颱風』とは別に立っている季題ですよ」とアドバイスが。「えーっ!知らなんだ…」💦
先生も7句ご出句。僭越ながら私が選ばせていただいた一句は
ほおづえをつき颱風を見つづける 肖子
丁度句会の前日、台風15号が関東地区を通り過ぎたのでした。
まるで桃井かおり!?のようです…。

句会のあと今回は「暑気払いの会」を新橋の近くの中華料理店で行いました。
もちろん全員出席です。笑
席上では各自が「私の好きな秋の名句」を発表しました。先生の選ばれた名句は
月の波消え月の波生れつゝ 稲畑汀子  
その後、各自の選んだ句の発表とともに会は大いに盛り上がったのでした。

麻布俳句教室では新入会員を募集しています。 是非一度見学にいらっしゃいませんか? 
ご連絡は、日本伝統俳句協会 卯浪俳句教室参加申込まで。
お待ちしております。

記:鉄馬