11/26/2025

麻布で11月句会

 11月句会を開催いたしました。

とてもおだやかな晴天に恵まれた中、麻布俳句教室11月句会(11月15日@麻

布いきいきプラザ)を開催いたしました。


この日の吟行地は、麻布俳句教室発祥の地であります麻布十番商店街と善福寺

でした。講師の今井肖子先生他5名が集まり吟行を開始しました。


麻布十番商店街には久しぶりに来たのですが、お洒落な若者や外国人の方々が闊歩し、高級車が通り過ぎて行く光景は昔ながらです。

新しいカフェやレストランが並ぶ中、老舗のたいやき屋、おもちゃ屋、洋品店などが営業を続けておりました。新鮮で刺激的な中に、ほっとする下町的な雰囲気のある街です。

商店街を抜けて善福寺へ向かいました。ここは、幕末に初代アメリカ公使館となり日米友好の絆を深めた寺だそうです。境内には樹齢七百五十年の大銀杏が黄色く色付いておりました。

本堂前の木の階段に腰を下ろして各自句をまとめた後、ピザ店で昼食を摂り句会場へ移動しました。

投句締め切り時間を確認の上、各自七句投句、清記、選句と静かに句会は進行

していきました。七句選句の後、それぞれの選句の披講と特選句一句の講評を

行いました。最後に先生から特選と入選句の披講と講評が行われました。

この際、先生からは一句毎に丁寧な指導が行なわれ、助詞ひとつ変えただけで

句が生まれ変わったり、かな使い、文法なども教えていただきます。

また、この日の兼題は「十三夜」でしたので、月の句について季題の多さと、

考え方について質問や意見のやり取りが行われました。

ここでのやり取りの時間は毎回楽しく、笑いの絶えない中、新しい知識の学び

の場にもなっております。

「月の句は難しい」そんな感想が聞かれる中、来月の兼題を決めて終了しまし

た。来月は、今話題の「熊」になりました。


句会終了後は有志で反省会です。この日は先生にも参加をいただき老舗のヤキ

トン屋さんへ。

ここでも楽しい時間を過ごして散会いたしました。


メンバーの「今月の一句」をご紹介いたします。

しづけさや小春の水の湧くところ  今井肖子

小春日や伽藍の裏は幼稚園     鈴木風虎

十三夜二十歳の頬へ吹く夜風    藤岡詩音

銀杏散る若き通詞の夢の跡     福田鉄馬

初恋といふばら眺め冬日和     藤原亜希子

落葉踏む変はらぬ場所の少女像   守谷一剣

神の留守宮司の妻と立ち話     大原栄子(欠席投句)

次々と雲滑りゆく十三夜      太田香深(欠席投句)

1月句会レポート ~変転の麻布十番で~

1月17日(土)は麻布俳句教室の初句会でした。 会場は麻布十番にある麻布いきいきプラザ。 若干わかりづらい路地を入った場所にあるものの、昨年建ったばかりの気持ちのよい施設です。 今月は午前中に自由に吟行し、13時に会場に集合し、作句するという段取りです。 午前中にとっても大...