今回は嬉しいことが二つありました。一つは当句会の幹事である守谷一剣さんが「第三十七回日本伝統俳句協会賞」の佳作第二席に入賞されたことです。実に素晴らしい! 我が句会の誇りであります。もう一つは新たに坂本松栄さんが入会されたことです。待望の新規会員、嬉しさ倍増です。
さて、私、珂門は(たいそうな俳号ですが)実は俳句のド素人で、句会ではいつも大変なのであります。どんなに大変かというと、こんな感じです。
生来怠け者の小生は、日々俳句の「は」の字も忘れて怠惰に過ごしており(本当はこれではいけないのですが)、句会の2、3日前になると、「うわぁ、いよいよ句会だ」と焦ってきます。毎回、兼題が出されているからです。たとえば、今回の兼題で言うと、「クロッカス」は花の名前とわかるものの、恥ずかしながらガサツなオッサンである小生にはどんな花かまるっきりわからない。そこでネットで調べ「ああ、こういう花か」というところから始まるのです。今回のもう一つの兼題「公魚」に至っては、これを「わかさぎ」と読むのを初めて知った次第。兼題は、先生から「次回の句会の兼題はこれですよ」と出され、説明してくださるのですが、その句会を休んだりするともう大変! 以前、「囀」という兼題が出されたのですが、その句会を休んだため、読み方がわからず、よって意味もわからず大変でした。ちなみに「囀」は「さえずり」と読むのでした。
そうこうしながら兼題の句と共に、その他の句もあれこれ考えるのですが、結局は当日の句会までほとんどできません。本来吟行中に句をつくるべきなのですが、その場でできることはほとんどないので、吟行地を想像して兼題以外の句も事前に考えておくというセコイ方法をとっているのです。恥ずかしい限りです。それでも結局、間に合わず、当日の句会でのぶっつけ本番となり、提出時間までに悪戦苦闘して7句をつくるという状況です。毎回冷や汗もの。私にとって句会はまさにスリルとサスペンスです(変な例えですが)。
こんなふうに書くと、「おまえは何が好きで句会に行くのか」と言われそうですが、実はとても楽しいことがあるのですよ。それは、句会を終わった後の反省会と称しての飲み会(アフター)です。これが実に楽しい。有志、あるいは全員で、句会場の近くの飲み屋さんに入り、私めは「なんでオレの句が選ばれないんだ、けしからん」などと暴言を放ちつつ、ワイワイ飲むのがとても楽しいのです。ちなみに、今回は一剣さん受賞お祝い会、そして松栄さんの歓迎会として全員で飲み会を挙行致しました。
私思うに、句会はとても素晴らしい場です。句会とは、全然知らなかった同士が俳句というツールを通して語り合い、仲間となるということ。これが俳句の真骨頂かもしれません。世の中にはいろいろな学びや趣味の世界がありますが、俳句を作って語り合い、自然に仲間意識が生まれる俳句は「おつ」なものかもしませんね。
私めについては、肖子先生に「ちゃんと勉強しなさい」と言われそう、いや、正直言えば既にそう言われていますが、なんとか頑張りますので、お見捨てなきように。もちろん、私以外の皆様は教養のある素敵な方々です!
ご興味のある方、松栄さんに続き、我らが麻布俳句教室へのご入会をお待ちしています。熱烈歓迎でありますよ!
記:珂門
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