長い、ながい、なが~い雨の日々が一転、10月3日(土)は快晴でした。この日は麻布俳句教室の定例句会。今回は趣向を変えて、句歴10年経っても一向に上達しない香深が当日の吟行の様子を駄句を交えて実況中継風にお届けします。
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家を出たときからが吟行と教えられた私。今日も今日とて、吟行地である有栖川宮記念公園に向かう途中、常にキョロキョロ、俳句の種を必死に探します。
途中、礼服を着た男性数人とすれ違いました。
白ネクタイ晴々向かう秋の宴
しばらくすると、セブンイレブンの店先に「おでん始めました」のポスターが。
コンビニのおでんのポスター秋暑し
そうなんです。今日はTシャツで十分の気候です。
若干汗をかきつつ、有栖川宮祈念公園に到着。
公園に入って、まず耳にしたのが「ミーン、ミーン、ミーン」。
中秋の名残の蝉の声を聞く
一匹だけ懸命に鳴いているミンミン蟬。これも長雨の影響でしょうか。
園内を10時半の集合場所へと急ぎます。昨日、句友のひとりから、寝坊の予感がするから遅刻するかも、と連絡がありましたが、ちゃんと定刻に登場されました。
秋日和寝坊の予感外れたり
今日は、松栄さんのご友人で、日本の古典文学に精通された英国人の男性が体験でいらっしゃっています。素敵な英国紳士に「初めまして」の挨拶もそこそこに、園内をぐるり吟行開始です。
快晴のこの日、園内には概ね3種類の人々が。
秋の園こどもと犬とカップルと
そう、園内には、子供連れのファミリー、犬の散歩の方々、そしてカップルが目立ちました。
一通り俳句の種を見つけて、ベンチで歳時記をめくりつつ、俳句にまとめようと試みます。
すると、
歳時記のページにとまる秋の蠅
小さな蠅がめくったページにとまり、動いてくれません。しばらくフリーズ状態で蠅の動向を見守ります。
その後、なんとか数句をまとめて、肖子先生や句友の皆様と落ち合って、園内で昼食をとりました。有栖川宮祈念公園でランチする場所はいつもここ。そして、決まって、ギターをつま弾く男性に出会います。
ギターの音色なき風に溶け合つて
えっ、俳句になってない? いやぁ、「色なき風」というお洒落な季題を使いたかっただけでした(トホホ)。
ランチを終えて、いよいよ句会場に向かいます。今回の句会場は同公園の道を挟んで向かい側にある「ありす いきいきプラザ」です。
向かう途中、園内でハンガリーの文化を紹介するイベントをやっているのを目にしました。見たことない珍しい楽器の説明をされているところでした。なんでも、テケレー(テケルー)というそうです。
秋天やエキゾチックなテケレーの音
そんなこんなで、句会場に到着。いよいよ句会が始まります。
1時間あまりで7句を投句。その後、選句や披講、肖子先生の講評へと続きます。
私、香深もさすがに上記よりも少し俳句らしい俳句を投句。そして、句友の皆さんの素敵な秋の句を堪能しました。
句会の後、恒例となった、反省会へ突入です。
記:香深


